FFM史 ~1年間~

どんな物事でも、最初の期間って楽しいですよね。

何をやるにも大変で、何をやるにも新鮮で、何をやるにも経験になります。

FFMASTERの運営も、やはり最初の1年は最も夢中になっていたように思います。

更新履歴を見ると顕著なのですが、2001年の4月くらいまでは更新の量がとても多いんです。というか毎日更新してたりしますよね。

お前高校生なんだからもっと勉強とか色々あるだろ~

って感じもしますが、本人が夢中でやってるのならそれが一番良いのでしょう。

攻略ページを作成するのはとても大変なので、今ならもう仕事でなきゃ絶対にやりたくないですが、それができてしまうのが子供の良いところですよね。

だからこそ多くの方に集まってもらえたんだと思います。

毎日毎日攻略ページを作り、プレイ日誌を書き、リンク集を整備し、掲示板をチェックし、メールの返信を・・・わりとマルチタスクだった気がします。

ホントに仕事そのものですよね。

ある意味ではこの時にマネジメント力が鍛えられたのかもしれません。

サイトの運営もなかなか自分の思い通りにはいきませんから、日々のタスクを進めながら試行錯誤をしつつ改善したりアクセス向上のための手を打ったり・・・なかなか勉強になります。

最初の1年くらいは「どうすればもっと多くの人に見てもらえるのか」をけっこう考えていたので、あれこれ作戦を考えた記憶があります。

FFキャラの人気投票などの参加型のコンテンツも色々設置してました。これがまたけっこう荒れるので管理人としては大変なのですが、人の姿が見えるコンテンツというのは安心感があるんですよね。

あーちゃんと自分以外の人も見てくれてるんだ、みたいなw

だからアクセス数を求める気持ちもよく分かるんです。

当時は今みたいにグーグル先生が世界を席巻しているわけではなかったので、ゲーム専門のローカルなサーチエンジンもたくさんありました。

そうしたサーチエンジンに登録して地道にアクセスを集めるのに勤しんでいましたね。ゲームの発売日に合わせて新着サイトに掲載されるように日付調整したりとか・・・w

アクセスの多いサイトへ攻略情報を提供してFFMASTERの宣伝をしたりもしてました。

そういうのはあの時代でないと経験できなかったことではないかと思います。

もちろん、すべての人が上手くいくわけではないので、色々頑張った結果として順調にFFMASTERが大きく成長してくれたのはとても幸せなことです。

特に勉強ができるわけでもスポーツができるわけでもなく、ゲームが好きな高校生がゲームを通してそんな体験ができるなんて、夢中にならないわけがありません。

異色な経歴ではありますが、この最初の1年間はFFMASTERにとっても自分の人生の一部としても大切な期間と言えると思ってます。

コメント

  1. P より:

    当時中学生の頃にFFMASTERを利用させていただいていました。
    確か家からダイヤルアップでネットが繋がって、初めて定期的に訪問するようになったのがFFMASTERです。FF8の情報を求めたのが初めかな…?
    それはもう楽しませていただいていました。
    掲示板に書き込んだり、真似てゲーム攻略サイト作って閑古鳥だったのもいい思い出(黒歴史)です

    17年も経った今になって裏側のお話をこうして伺えるのは何とも不思議なものです。

    維持も馬鹿にならないと思いますのでそこは管理人様の状況に合わせてご決断と思いますが、古き良き時代の思い出として私はきっとFFMASTERをずっとこの先も覚えているんだろうな、と思います

    • 天鹿 より:

      >Pさん

      コメントありがとうございます。
      あの頃はまだネットも本格的に普及はしていませんでしたが、FFMASTERはゲーム攻略サイトのためか中高生が多かった印象があります。
      私自身も中高生だったわけですが、本当に楽しい毎日でした。

      思い出はえてして美化されがちですが、青春時代の思い出の一つとして覚えてもらえているのはサイト管理者冥利に尽きますね。
      是非またお立ち寄りください。